スタートは「疲労困憊期」から。不登校から回復するまでに親が通る"4つのステージ" 先の見えない不安が「知識」で希望に変わる
「受け止めなきゃ」と思っても、どう受け止めていいかわからず、つらくなって傾聴ができなくなる。だからこそ、この時期は、親自身の心のケアがとても大切です。そして覚えておいてほしいのは、子どものネガティブな発言の裏には、必ず「本当は変わりたい」「幸せになりたい」という気持ちが隠れている、ということです。
悪い側面ばかりに引っ張られず、「今ここにあるもの」や「その子が本来持っているよさ」にも目を向けてみてください。
親は、子どもを受け止め、安心させる存在です。親が穏やかでいられることが、子どもが一歩を踏み出すための土台になります。
安定期に取り組むべきことは、次の2つです。
・あなた自身の心を整えること
・子どもが安心して本音を話せる関係性を築くこと
その「信頼の土台」こそが、将来や進路について話し合える関係へとつながっていきます。
アップダウンは自然な反応
「動き出したのに戻る」を繰り返す
不登校の後半になると、子どもが少しずつエネルギーを取り戻し、動き出そうとする様子が見えてきます。親も「やっと前を向けるようになった!」と希望を感じます。
ただ、それも長くは続かず、すぐに立ち止まったり、前向きな言葉のあとに落ち込んだりする。まるでジェットコースターのようなアップダウンが起こるのが、この時期の特徴です。期待した分だけ落胆してしまう――それも自然な反応です。
この時期をうまく乗り越えるコツは、「いい意味で期待しすぎないこと」。感情の波にのみ込まれず、冷静さを保つことが大切です。
動き出しには、必ず波があります。昨日は前向きだったのに、今日は「やっぱり学校に行けない」と嘆く。そんな揺れ動きは当たり前なのです。
この時期に忘れてはいけないのが、「基本に戻る」という姿勢です。子どもが動き出すと、多くの親は不登校初期の心境に逆戻りしがちです。抑え込んできた気持ちが、一気に「期待」に変わってしまうからです。


















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