「ときどき名前を呼んでみると、寝ていてもすぐに起きて『なに?』って感じで応えてくれます。そんなとき、2匹がいてくれてよかったなあって思うんです」
小さな体調の変化も命とりになる
現在みきさんは国家試験に向け、1日12時間以上を勉強に費やしているという。残されたわずかな時間で、2匹のデグーの世話をこなしている。
「デグーは完全な草食動物なので、エサは基本的にペレット(固形飼料)とチモシー(牧草)のみです。朝と夜にチモシーをエサ箱に入れて、ペレットは夜だけ与えます。あと、乳酸菌のタブレットもあげるようにしていますね」
草食動物は、胃腸の動きが低下・停止し、食べ物が消化されずに胃や腸に溜まってしまう「うっ滞」という病気になりやすい。初期症状を見逃すと命に関わる危険な状態に陥ることもまれではないのだという。
毎日ケージを掃除する際、フンの状態を確認することも忘れない。毎日のお世話にそれほど時間はかからないが、小さな命だけに、日ごろのわずかな変化も見逃さないようにしている。
散歩をさせる必要はないが、1日に1回程度、ケージから出して運動させる「部屋んぽ」の時間を設けることが望ましい。
デグーの平均的なエサ代は、1カ月1000円から3000円程度。しかしみきさんの場合、2匹に1万5000円ほどかけている。1匹に換算すると7500円だ。エサの内容にもこだわり、チモシー(牧草)は基本的に国産・無農薬のものを与えている。
「デグーは人間よりずっと体が小さくて、脆い動物です。人間にとっては問題ない量の農薬でも、体の小さなデグーにとっては影響があるかもしれませんし。一度体調を崩したら、そこから立て直すのは人間よりずっと大変ですから」


















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