私は40歳を過ぎるまでは、昼も夜もフルコースという日もあった。現在は体の負担を考慮して、1日1コースに限定しているが、それでも一般的な基準で考えれば、明らかにカロリーオーバーの日々を送っているだろう。通常なら、内臓脂肪が増え、肝臓が悲鳴を上げ、生活習慣病の兆しが見えても不思議ではない。
しかし、いまだに健康に食べて飲んでいる。これはひとえに、徹底的に“帳尻合わせ”を行っているからにほかならない。
パターン化した食事と水泳で徹底管理
私の健康管理術を一言で表現するならば、「ハレ」と「ケ」の峻別である。外食という「ハレ」の場では全力で食べて飲むが、それ以外の日常である「ケ」では管理を行う。
自宅での食事は、驚くほどパターン化している。朝食と夕食は、納豆、豆腐、ゆで玉子の3点セットと決めている。タンパク質中心の食事で、選択の余地はない。メニューを固定することで、カロリー計算の手間を省き、「何を食べようか」と迷う意思決定のコストまで排除している。
昼食は自炊するが、ここでもルールは明確だ。牛肉か豚肉を100グラム、そして野菜を200グラム以上。炭水化物は極力摂らず、タンパク質とビタミン、食物繊維の摂取に特化する。調理法もシンプルに徹し、油脂分や調味料は加えすぎない。
そして、間食は一切しない。小腹が空いたからといって菓子をつまむことは、1食分を無為に浪費しているようなものだ。食事の時間以外に食べ物を口にすることは、体調を管理する観点からリスクが大きい。
食事制限だけではなく、運動にも留意している。
週に1回、自宅から徒歩3分にあるジムのプールで水泳を行う。メニューは決まっており、クロールで1キロメートル、30分間。重要なのは「休みなし」で泳ぎ続けることだ。壁でターンする際も息を整えることはせず、一定のペースで負荷をかけ続ける。30代の頃は週に2回から3回通っていた。現在は頻度こそ減ったものの、それでも高効率なトレーニングを行えている。



















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