「三つ折りスマホ」ファーウェイに続きサムスンも投入 "折りたたみ競争"で際立つアップルの遅れ

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ファーウェイに遅れること約1年、ついにサムスンが3つ折りスマホをリリース(筆者撮影)
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ディスプレイを折り曲げることのできる「折りたたみスマートフォン」の新しい製品が登場した。2025年12月12日、サムスン電子は「Galaxy Z TriFold」を韓国で発表したのだ。同型のモデルを2024年9月に出したファーウェイに次いで2社目の製品化となるが、まだ折りたたみスマートフォンの展開も行っていないアップルへ対してのアドバンテージを広げようとしている。

Galaxy Z TriFoldの韓国での発表会の様子
Galaxy Z TriFoldの韓国での発表会の様子(筆者撮影)

スマートフォンの新しいデザイン・使い方を提唱する3つ折りモデル

「Galaxy Z TriFold」は本体を開くと横に長い10インチのディスプレイを使うことができる。その外観はタブレットそのものだ。このディスプレイに3つのアプリを横に並べて表示することも可能で、その姿はまるでスマートフォンを3台並べたような見た目になる。またDeXモードと呼ぶデスクトップモードも搭載しており、PC画面のようにアプリを好みの大きさにし、複数並べて表示することもできる。折りたたみスマートフォンとはいうものの、開いた状態はタブレットのように使うことができるのだ。

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