JDI会長、シャープとの液晶統合に言及

「話があれば拒否しない」

 11月9日、ジャパンディスプレイ(JDI)の本間充・会長兼最高経営責任者(写真)は、シャープ の液晶事業との連携や統合について「話があれば拒否しない」と述べた。9月撮影(2015年 ロイター/Thomas Peter)

[東京 9日 ロイター] - ジャパンディスプレイ(JDI)<6740.T>の本間充・会長兼最高経営責任者(CEO)は9日の決算会見で、シャープ <6753.T>の液晶事業との連携や統合について「話があれば拒否しない」と述べた。

さらに「シャープには非常に貴重な技術がある」と述べ、液晶技術の海外流出に懸念を示した。

同日の決算会見で述べた。本間会長は、シャープの液晶事業との連携や統合について「そういう話があれば、日本の生産技術を守る観点から拒否することはない」と語った。ただ「そうした話は一切受けていない」とも強調した。

シャープの高橋興三社長は10月30日の決算会見で、液晶事業の分社化や売却で「複数社と交渉中」と表明した。関係筋によると、JDIの株主の産業革新機構や台湾の鴻海精密工業<2317.TW>と交渉に入っている。

本間会長は「資金がないので、われわれ自身が(買収に)手を挙げることはない」と述べたが「産業革新機構が動いているならば、われわれはそこに同調しなければならない」とも指摘した。

同日のアナリスト説明会でも「シャープは液晶技術の大先輩で、非常に貴重な技術を持っている」との考えを示した上で「その技術が第三国に流れる方が脅威だ」とし、液晶技術の海外流出に懸念を示した。

 

 

 

 

 

(村井令二)

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