「深遠な課題」までたどり着けば、あとは検証を繰り返すことで次第に「新規事業」が形をなしてくるようになります。
もちろん、いきなり思いついたソリューション・アイデアや事業モデルの種がすぐに「すごい」となることはなく、実証をしてみたらまったく解決できなくて失望されたり、新たな切り口だと確信した課題が幻であることに気づいたりなど、何度も行ったり来たりを繰り返します。
そして、そのあとにだけ訪れる瞬間が「これだ!」という仮説検証の結果です。
300回かかって、点と点が「1本の線」でつながる
いかがでしたでしょうか?
以上が典型的な新規事業が出来上がるまでの状態遷移ですが、これだけのプロセスを経るのに、たった30回や50回でできるイメージが持てますか?
30回や50回でその状態までたどり着くのは無理であり、やはり300回くらいが必要。
300回くらいかかって集めた情報の点と点が「1本の線」でつながることによって、たどり着くことができる境地こそが、「新規事業ができた!」という瞬間なのです。
改めて仮説検証の掟の解説です。
「300 is 300」。「300回と言ったら300回である」ということを強く伝えたいと思います。
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