高市早苗の「眉」と小泉進次郎の「ヘアスタイル」が変わった…自民党総裁選でトップを走る2人に見られた《あまりに対照的な変化》

自民党総裁選の投開票まで残り1週間を切った。下馬評では、トップを走るのは高市早苗氏と小泉進次郎氏だと言われている。
党所属国会議員の支持動向と世論調査の両面で両者の名前が並び、接戦の構図が鮮明になってきた。今回の総裁選は、単なる政策論争にとどまらず、次のリーダーに求められる資質そのものを浮かび上がらせている。
政治の舞台に立つリーダーは、政策や選挙戦術の巧拙だけで評価されるわけではない。課題を遂行する力に加え、人びとを巻き込み信頼を築く力など、複数の要素が重なり合って判断される。
あまりにも対照的な2人
こうした人の評価構造を説明する枠組みとして、プリンストン大学のスーザン・フィスク名誉教授らが提唱した「ステレオタイプ内容モデル」がある。
このモデルは、人々がリーダーや政治家を評価する際に、「能力」と「温かみ」という2つの軸を基準にする傾向を示しており、政治やビジネスにおけるリーダーシップを考えるうえでも有効な視点を与えてくれる。
今回注目される2人は、この2軸において対照的である。
高市氏は「実務能力と信念で評価される遂行型」、小泉進次郎氏は「人を惹きつける協調型」。両者の強みと課題が、まさに2軸モデルの対照性を体現しているのだ。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら