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「独り勝ちの快進撃!」ファミマの『コンビニエンスウェア』ラインナップ150種類、ユニクロ並みの価格で高品質 "コンビニで服を買う"時代到来へ

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ソックスはその後、黄色や赤などビビッドカラーを使った商品も人気を集め、累計売上数は今年8月時点で約2800万足にのぼる。注目すべきはソックスだけの一時的なヒットに終わらず、コンビニエンスウェアそのものが着実に業績を伸ばし続けている点だ。

「ブランド発足から5年目を迎えましたが、毎年、前年比売上130%以上を達成しています。新規顧客だけでは難しい数字ですので、リピーター増加の影響と見込んでいます。今年度の売上は過去最高の200億円を超える見込みです」(須貝さん・以下同)

下段に見える秋の限定カラーを含め、ソックスは多くの種類が売られていた(写真/編集部撮影)

“緊急需要”ではなく、デイリーに使える商品を

コンビニは店舗数が多いにもかかわらず、アパレル市場においては専門店に比べ圧倒的にシェアが低いことが長年の課題だった。下着類だけでもおよそ1.5兆円もの市場規模があるなか、コンビニ業界はずっと、急な出張や忘れものなど“緊急需要”に特化した商品展開を続けてきた。

「従来のままでは、衣料品コーナーに伸びしろは見いだせません。緊急のときだけではなく、デイリーに使えるアパレル商品を開発して、“コンビニで衣料品を買う”という新しい文化を作ること。それが、オリジナルアパレルブランド立ち上げの目的であり、最終目標でもあります」

そのためには、靴下、下着など一つひとつのアイテムをバラバラにブラッシュアップしていくのではなく、トータルのブランドとして認知度を高め、長期的な成長を狙う必要がある。そこで、ブランドのコンセプトを「いい素材、いい技術、いいデザイン。」とし、品質と価格、デザインが見合った商品づくりを始めることとなった。

「ソックスひとつとっても、実際に履いていただけるとわかりますが、これに穴をあけるには5年以上履き続けないと無理だろうと思うくらい(笑)、厚手で丈夫。スニーカーと相性抜群のクッション性も備えており、デザインだけでなく、素材や縫製技術にも確かな自信を持っています」

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【ユニクロより安いTシャツの強みは?】

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