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「最大10万円も」令和ロマン、空前規模の"2万人ライブ"で強気価格が設定された背景

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次に大きな影響を与えたのが、音楽フェス文化との接近である。最近の大型お笑いイベントの中には、音楽がメインのものや、音楽とお笑いの調和をコンセプトにしているものが多い。

音楽はお笑いよりも大きい会場で伝わりやすいし、多くの人が一丸となって盛り上がりやすい。音楽の力を借りることで、大型のお笑いイベントが成立するようになっている。

フェス系のお笑いライブでは、複数の人気芸人を1つの舞台に立たせることで「お祭り感」を演出するようになった。観客からすれば、多様な芸人を一度に楽しめるし、笑いのバリエーションも豊富になるため、特別なイベントに参加する価値を強く感じられる。

配信や映像とも連動

さらに特筆すべき点は、配信や映像との連動による収益拡大である。大規模会場でのライブは、映像化やオンライン配信との相性が良い。実際の観客動員だけでなく、配信チケット販売、地上波や配信プラットフォームでの特番放送といった形で二次的、三次的に収益を生み出せる。

これにより主催者側は単に動員数に依存する必要がなくなり、企画を打ちやすくなる。観客にとっても「現場で体験する」「配信で追体験する」「映像作品として何度も楽しむ」という複数の楽しみ方が生まれ、イベントそのものの価値が何重にも高まっている。

また、最近ではテレビ局やラジオ局が積極的にイベントを行うようになった、という変化もある。テレビやラジオはもともとCMを出稿するスポンサー企業からの広告料に依存するビジネスモデルだった。

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