令和ロマンくるま「芸人総アイドル化時代」を分析 芸人はブームに対して上手く乗りつつも内心冷静
芸人総アイドル化時代の弊害
これからのM-1のトレンドは、単に今までの反動で考えるなら「お笑いファンから人気でネタバレされている」↔「お笑いファンの人気がなくてネタバレされていない」ような人たち。何だそいつらは。
でもファンが多いことがノイズになりやすい風潮にはなってきている。「顔ファン」論争、女性芸人のファンが「本当にお笑いが好きな男性」なのかという演者からの問いかけ。粗品さんも「ファンハラ(=ファン・ハラスメント)」とパッケージングしている。
ちょっとこの流れを軽く考えるか。まず第7世代以降のお笑いブーム、それによる芸人仕事の多様化によって露出が増え、人気がつき、雑誌のグラビアやグッズ展開などアイドル的な人気が出てきた。
こういったいわゆる「ワーキャー人気」のような状態はお笑い界が何度も繰り返してきた流れだが、今まではあくまでアイドル風なビジュアルの個人やユニットで起きた現象であり、現在の流れは「お笑い芸人全体」を対象としてそういう商売が行われている、という違いがある。
アニメやアイドル、バンドに芸人、それまで独立してたそれぞれの趣味を包括する「推し活」という風潮ができ始めて、様々なジャンルのヲタク様方がついでにお笑いも応援してくれるようになり、そのニーズに応える流れにはなっている。
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