「暑い9月は株価が安く、涼しい9月は株価が高い」データが示す意外な関係

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(写真: Ushico/PIXTA)

記録的に暑い夏です。気象庁は最高気温が35℃以上の日を猛暑日と定義しています。27日の東京都心(千代田区)の最高気温も35℃以上となって猛暑日となりました。これで過去最長の10日連続の猛暑日です。また年間猛暑日の日数も23日となり、こちらも過去最多です。

意外に感じる方もいるかもしれませんが「暑さと株価」の間には深い関係があります。よく知られる株価のジンクスの1つが「暑い夏の株価は高い」というものです。実際にこの暑い8月の日経平均株価は18日に史上最高値4万3714円を更新しました。

夏が暑いと需要が伸びて会社の業績が良くなり、株価も上昇する銘柄のことを「サマーストック」と呼ばれます。暑いとエアコンの買い替え需要が高まるため家電業界が恩恵を受けます。

また、ビールや清涼飲料水を飲みたくなる人や、アイスを食べたくなる人も増えるので、それらの製造している飲料・食品業界や、販売をしている小売り業の業績にもプラスになります。こうしたサマーストックが暑い夏に株高となって相場を牽引し、株式市場全体も上昇するのです。

「暑い9月は株価が安く、涼しい9月は株価が高い」

あと少しで9月入り、秋相場のスタートです。ただ、気にかけておいたほうがいいもう1つの「株価のジンクス」があります。まずは、データから紹介します。

次の表を見ると真夏日が多い9月の日経平均株価の騰落率は平均で2.03%下落しています。対照的に真夏日の日数が2日までの涼しい9月は2.15%上昇する傾向です。つまり「暑い9月は株価が安く、涼しい9月は株価が高い」というジンクスがあるのです。

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