「5代目フォレスター」を買っていたのはどんな人? アウトバックやRAV4、CX-5などライバル車の購入者データと比べてわかった「選ばれたワケ」

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「値引き前車両本体+オプション価格」から「値引き額」と「下取り額」を差し引いた「最終支払い額」を確認すると、350万円を超えるのはレガシィ アウトバック:383万円、「ハリアー」:362万円、「ZR-V」:353万円、エクストレイル:350万円の4車種。

現行型で4代目となる「ハリアー」は2020年に販売開始(写真:トヨタ自動車)
現行型で4代目となる「ハリアー」は2020年に販売開始(写真:トヨタ自動車)

以下、RAV4:348万円、そして今回の主役であるフォレスター:322万円とクロストレック:320万円がほぼ横並びで、CX-5:298万円、カローラクロス:284万円と続く。

「CX-5」は2017年の発売で、2025年7月に新型モデルを先行公開。2026年に発売する(写真:マツダ)
「CX-5」は2017年の発売で、2025年7月に新型モデルを先行公開。2026年に発売する(写真:マツダ)

もちろん人によってグレードや装着オプション数は異なるので、あくまで平均値である点は留意が必要だが、市場で実際にやり取りされている価格帯のイメージをつかむことはできるだろう。

「スバル好き」8割超えるアウトバック

最後に少しユニークなデータをお見せしよう。各車の購入者に「最も好きなメーカー」はどれかを尋ねた。

嫌いなメーカーからクルマを積極的に購入するとは考えづらいため、購入したクルマのメーカーを多くの人が好むのは予想に難くないが、意外と差がついている。

フォレスター、レガシィ アウトバック、クロストレックのスバル3車の購入者は、スバルを「最も好きなメーカー」として答えた人が7割を超えていた。特にレガシィ アウトバックは8割を超え、今回取り上げる車種の中で最も高い。

次にハリアー、RAV4、カローラクロスのトヨタ3車で「トヨタを一番好きだ」と応えた人は78.0~80.3%といずれも高水準だ。

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