DeNAとディズニー・ジャパンが事業提携 海外展開視野に相互でユーザー層の拡大狙う

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DeNAとウォルト・ディズニー・ジャパンが事業提携、海外展開視野に相互でユーザー層の拡大狙う

ソーシャルゲーム大手のディー・エヌ・エー(DeNA)は3月30日、ウォルト・ディズニー・ジャパンとの事業提携を発表した。DeNAが運営する国内最大級のソーシャルゲームプラットフォーム「Mobage(モバゲー)」上で、ウォルト・ディズニー・ジャパンが複数のゲームタイトルを投入する。国内のみにとどまらず、海外でのゲーム配信も計画する。

同日両社が都内で開いた会見には、DeNA側が守安功社長、小林賢治・取締役ソーシャルゲーム事業本部事業本部長、ウォルト・ディズニー・ジャパン側がポール・キャンドランド社長、ジャスティン・スカルポーネディズニー・インタラクティブ・メディアグループゼネラルマネージャー兼バイス・プレジデントの4人が出席した。

ウォルト・ディズニー・ジャパンがモバゲー上に投入するタイトルは、パーティ育成ゲーム「ディズニーパーティ」、カードコレクションゲーム「ディズニーファンタジークエスト」、「マーベル カードバトル型ゲーム(タイトル未定)」の3本が確定している。

 

  
ディズニーパーティ(左)、ディズニーファンタジークエスト(右) (c) Disney

 


 「ディズニーパーティ」はすでに3月28日からサービスを開始しており、「ディズニーファンタジークエスト」は4月2日から開始する。「マーベル カードバトル型ゲーム」は今夏中に開始するとしている。また、展開が決定している3タイトル以外にも、新規タイトルの展開を前向きに検討しているという。

サービス開始当初はゲームの配信を国内に限定するが、7月頃から同3タイトルを海外でも展開する。具体的には、英語圏(米国、カナダ、英国、アイルランド、ニュージーランド、オーストラリアなど)と中国、韓国において、スマートフォンアプリのサービスを開始する。DeNAはスクウェア・エニックスやバンダイナムコゲームスと共同でタイトルを開発しているが、パートナーと共同開発したタイトルを海外で展開するのは初めての事例となる。

 

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