もし結婚生活がうまくいかなくなっても、それは誰のせいでもなく、夫婦の方向性が違っただけ。たもとを分かつのも悪いことではなく、1つの経験であり勲章です。結婚経験によって経験値が上がります。大学に入るのと同じような感覚で、怖がらずに「結婚」というステージに一度立ってみてください。
婚活の妨げになりかねない親の介入
なお一般的に、若い女性が婚活をする場合、親の介入には注意が必要です。とくに20代女性の場合、親が「もっといい条件の人を選べる」と勘違いしてしまい、あれこれと過度に介入して、婚活が進まない実例が少なくありません。
「20代のときにいいご縁があったのに、親が反対したので破談に。気づいたら40代を過ぎ、なかなか結婚できません」という相談はものすごく多いんです。親御さんが根拠のない思い込みで口を出してくるようであれば、その意見は参考程度に聞くだけで「絶対」だとは思わないでください。
古い価値観の押し付けも、婚活の妨げになります。
以前、「娘の相手は国立大卒か早慶卒のみ」と主張する父親がいました。中堅大学卒ですが安定した職で年収が高ければいいのではないかと、ある高年収の男性を紹介したところ、それでも激怒。
なぜそんなに高学歴にこだわるのかと聞くと、父親自身が高卒で出世に苦労し、コンプレックスを持っていたのです。確かに、一人で専業主婦の妻と子どもたちを養い、苦労されたのだと思います。
しかし、もう時代は違います。今の女性たちの多くは自分も働きたい。夫婦2人で支え合っていけばいいのです。
親御さんにも「人生は長いのだから、結婚は必ずしも一度きりじゃなくていい。もし失敗しても応援する。本当に困ったら帰っておいで」と、背中を押してあげられるようになってほしいですね。
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