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V8ターボの「スピード」が登場!ベントレー「ベンテイガ」が発売から10年を経てなお進化する意味

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3000万円クラスの超高級SUV、ベントレー「ベンテイガ」の高性能版「スピード」(写真:Bentley Motors)
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ベントレーが「ベンテイガ」のラインナップに、史上、最もパワフルという「ベンテイガ・スピード」を追加。2025年6月に発表されたこのSUVに同月、アメリカ・モンタナで乗った。

ベンテイガの登場は2015年の発表だから、2025年で10周年を迎える。息の長いプロダクトだ。

昔のように、4年ごとのモデルチェンジなど少なくなったものの、10年は長い。しかし、乗ってみるとベンテイガ・スピード、最新のパワフルSUVに比肩する走りを体験させてくれる。

「ベンテイガ」は2020年にフロント・リアのデザインを刷新している(写真:Bentley Motors)

当初、「いまさら追加ですか」と私は疑問を抱いていた。もうすぐベンテイガは新世代になるのでは、と(勝手ながら)思っていたからだ。

ベントレーでは、2026年に新型SUVの発表をすでに明らかにしている。そのモデルがベンテイガにとって代わるのだろう、と考えてきた。ところが、それも違うようだ。

ベンテイガ・スピードの開発背景とともに、走らせてかなり楽しいこのクルマの印象を紹介しよう。

フェラーリやランボルギーニよりも早く

ベンテイガは、大胆なプロダクトとして登場した。2012年にプロトタイプ「EXP9F」が発表されたときは、超高級セダンとクーペで知られたベントレーが「ついにこの分野に!」と驚かされた。

「フェラーリ、ランボルギーニ、アストンマーティンといったメーカーの先駆けでした」

アメリカ・モンタナ州のリゾート、ビッグスカイで開催されたベンテイガ・スピードのメディア向けテストドライビング。ベントレー・モーターズ本社の広報担当者は、ベンテイガについて、ごく簡単に、ただし端的にそう解説した。

「コンチネンタルGT」や「フライングスパー」とも共通するデザインのインテリア(写真:Bentley Motors)

ベンテイガが2015年に発表されたとき、W12と名付けられた狭角V型6気筒を組み合わせた6リッター12気筒エンジンを搭載していた。

そのあと、8気筒や6気筒、さらにPHEV(プラグインハイブリッド)など、省燃費志向となる時代の風潮に合わせてラインナップの調整が行われてきた。

【写真】走る姿がダイナミック!ベンテイガ試乗、最も高性能な「スピード」

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【新「ベンテイガ・スピード」は非電動モデル】

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