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山手線「パンタグラフ大量破損」何が起きたのか 車掌が異変に気付き発見、ワンマンでも大丈夫?

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山手線のE235系電車は1編成(11両)に計4基のパンタグラフを搭載しており、このうち1基は予備で、通常は3基を使用している。JR東日本によると、最終的に修繕したパンタグラフは計41基だった。

E235系をはじめ、近年のJR東日本の電車は予備のパンタグラフを搭載しているケースが多い。今回のトラブルでは2編成の電車が予備のパンタグラフを使用して回送したといい、有効活用された形だ。

山手線E235系のパンタグラフ(記者撮影)
損傷したパンタグラフ。左側のホーンと呼ばれる部分が曲がっている(写真:JR東日本提供)

架線のトラブルは少なくないが…

また、山手線には通常運行しながら架線の状態を検測できる車両も存在する。断線の発見や調査に役立つか気になるところだが、JR東日本によると「E235系の(架線の)モニタリング装置は、トロリー線の高さや変位・摩耗などを確認するものであり、補助ちょう架線を確認するものではない」という。

電車にとっては、走行に不可欠な電力を供給する「命」ともいえる架線。デリケートな部分だけに、切断などのトラブルは鉄道各社でこれまでにも時折発生している。2024年11月には、本州と四国を結ぶJR瀬戸大橋線の架線が切れ、瀬戸大橋上で電車が約6時間立ち往生するトラブルがあった。

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