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化石燃料第一へ転換、アメリカがLNGに見出した商機。危うさをはらむ新エネルギー政策

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2月7日の日米首脳会談に基づく共同声明には「双方に利のある形で、米国から日本へのLNG輸出を増加することにより、エネルギー安全保障を強化する意図を発表した」との文言が盛り込まれた。

アラスカにLNG基地を構想

他方で難題も持ち上がる。アラスカLNG構想への日本の参画だ。

トランプ大統領は就任初日に、アラスカ州の資源開発促進を目的とした大統領令に署名。日米首脳会談後の共同記者会見で「アラスカ州での石油・ガスの共同開発に関して協議した」と言及した。

州政府によれば、州北部のガス生産地帯から約1300キロメートルに及ぶパイプラインを敷設し、日本や韓国などのアジア諸国に輸出するため州南部に液化基地を建設する構想がある。

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