「裏で陰口を言う友人に傷つき、人間不信に…」落ち込む人に知ってほしい、再起するために必要な《たった1つのこと》
相手によっては「取り返しのつかないこと」をしたのですから、繰り返さないためにも、「よし、今回もうまくいった!」となってはいけないんです。
昔、モラハラを受けていた時期がありました。でも、辛辣な言葉とはいえ、ただの言葉だから我慢すべきだと自分に言い聞かせていました。ですが、友だちに「言葉も暴力だから、我慢しちゃだめ」だと言われて、目が覚めました。
陰口に傷ついて人間不信になってしまう人も、おそらくは「たかが言葉」とどこかで思っているから、相手を信じたのが悪いとか、陰口ぐらいで傷つくのが弱いとか、自分を責める方向に向いてしまうのだと思います。
だからそういうときは、「陰口を叩かれた」ではなく、「言葉で殴られた」と思ってください。暴力を振るわれたら、殴られっぱなしは危ないと思いませんか? 反撃するか逃げるかしないと、大けがをし、場合によっては命に関わることもあります。
人に殴りかかってくる人なんて、そうゴロゴロはいません。だから、たった1人が言葉で殴ってきたからといって、人間全体に不信を感じる必要はないんです。
居場所をなくしたとしても大丈夫
もしその陰口のせいで、1つのグループで居場所をなくしたとしても、別の場所で新たな人間関係を築けばいいだけです。むしろ陰口を叩く人や、それを受け入れる人たちとお別れできてちょうどいいです。
大抵の人は信頼を裏切って陰口を言う人が嫌いです。信頼は裏切らず、陰口を叩かない、そういう人になりたいと思っている人のほうが、圧倒的に数が多いと思います。
自分を傷つけた人との、つらい思い出を忘れることを、自分に許してあげてください。人間の記憶容量には限界があるそうです。感情が混じっている記憶はなかなか消えませんが、気持ちを整理していけば、不要な記憶を整理して、必要な記憶だけを残して、新たに記憶していくことができるのだとか。
気持ちが回復したら、たくさんの人と何度でも仲よくして、新たな信頼関係を築いて、素敵な記憶を上書きしていけばいいと思います。
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