ハイパースケーラーと呼ばれる大手クラウド事業者は目下、GPU(画像処理半導体)に代わるAIチップだけでなく、そのGPUを効率的に動かすための司令塔の役割を担うCPUまで自前で開発するようになっている。
例えばアマゾンは「グラビトン」、グーグルは「アクシオン」、マイクロソフトは「コバルト」と、それぞれアームの設計図を活用した独自CPUを次々と投入。アーム自身も、「アームが使われたCPUは、2025年末にはサーバー市場の半分を占めるようになる」と見通している。
ただここで問題なのは、あくまでアームは半導体メーカーに対してCPUの設計図を提供するサプライヤーのような存在だということ。CPUそのものを作っておらず、そのノウハウはない。
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