ダイムラー「自動運転トラック」の迫力

時速80キロで走行実験

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ダイムラーは、公道を走る「初めての自動運転トラックを初公開した。

 

見てのとおり、両手はハンドルに触れていません。自動車メーカーのダイムラーは、半自動制御型トラックを誇らしげに公開した。同社は、最大時速80kmでシュトゥットガルト付近の交通量の多い幹線道路を自動操縦装置で運転してみせたのだ。

もちろんこの実験にあたってダイムラーは特別な許可を得ている。そして、ドイツ南部のバーデン=ヴュルテンベルク州の警察が万一に備えてエスコートもしている。

ダイムラーのトラック・バス部門代表であるウォルフガンク・ベルンハルト氏は次のように言う。「ハンドルから手を離すことができます。それに運転は滑らか、車は軌道からはみ出しません」。

430馬力を誇るトラックの自動運転装置には、レーダーとセンサーが使用されており、航空機と似たオート・パイロットによって制御されている。

ウィンフリート・クレッチマン州首相が、助手席に座った。

安心なことには、天候が悪い場合、あるいは路面表示に間違いがあった場合などには、ドライバーに運転するように求めてくる。その際にドライバーが対応しなければ、トラックは停止する。

「ユーザーはとても大きな関心を持っていいます。国民もまた関心をもっています。弊社の期待とは相反して、政治家もまた、予想したよりはるかに早急に、枠組みのを設定にとりかかっています。弊社はその進展具合にとても満足しており、そう遠くない将来、大量生産できると確信しています」(ベルンハルト代表)

この様子では、ハンズフリーの自動車がドイツの道路で見られる日は、そう遠くないようだ。

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