「2時間待ちは普通」「ひとり2000円超え」なのに大盛況!「丸亀製麺」運営企業が手掛ける「コナズ珈琲」人気爆発も"納得"のワケ

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コナズ珈琲の名物はなんといっても「パンケーキ」。ハワイ名物だが、ここのウリはその見た目のインパクトにある。それが、こちら。

パンケーキ
ストロベリー&バナナホイップパンケーキ(1749円)。生クリームの“山”がそこにある(筆者撮影)

人生ではじめて見る生クリームの量である。こちらはストロベリー&バナナホイップパンケーキ。コナズ珈琲の全メニューの中で販売数No.1だという。SNS映えをする見た目で、Instagramなどとの相性が抜群なのも人気の理由だろう。

珈琲の粉
各テーブルには珈琲の粉。味変でかけて食べてもまたおいしい(筆者撮影)

これにコーヒーも注文して、いただく。

メニュー
コーヒーもハワイコナ100%コーヒーから、さまざまなブレンドまで複数種類取り揃えている。一番安いものでも600円台からだ(筆者撮影)

パンケーキはふわふわで、生クリームの甘さといちごの酸っぱさがマッチする。

ちなみに、パンケーキはお値段税込1749円。チェーンカフェだと考えると、かなり攻めた価格設定だ。コーヒーを合わせると優に2000円を超える。

2000円超えでも、長時間ゆったり過ごせる

ただ、周りを見るとほとんどが女性グループで、話に花を咲かせている。それもそのはずで、先ほども書いた通り、滞在時間に制限がないからだ。

赤ちゃん連れも目立つし、ママ友が集まって長い時間話すのにはちょうどいいのだろう。そうなれば、ある程度商品の単価が高くても頼むだろうし、グループだったらパンケーキをシェアして食べることもできる。

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谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家

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たにがしら・かずき / Kazuki Tanigashira

都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家。1997年生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業、早稲田大学教育学術院国語教育専攻修士課程修了。「ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第三期」に参加し宇川直宏賞を受賞。「東洋経済オンラインアワード2024」でMVPを受賞。著作に『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』 (集英社新書)、『ニセコ化するニッポン』(KADOKAWA)、『ブックオフから考える 「なんとなく」から生まれた文化のインフラ』(青弓社)がある。テレビ・動画出演は『ABEMA Prime』『めざまし8』など。

X:@impro_gashira

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