そしてその不合格になった生徒が、僕にこんな話をしたんです。
「俺が落ちて、あいつ(合格した生徒)が受かった理由、俺にはなんとなくわかるんですよ。あいつは、最後の最後まで、勉強を楽しんでいた。だからあいつは合格したんだと思います」と。
1年間一緒に勉強する中で、合格した生徒がいかに勉強を楽しんでいたのかを目の当たりにしていて、勉強を楽しもうとしなかった自分に対して後悔があるからこそ、そんなことを考えたのだそうです。
その生徒の言葉は、非常に的を射ているように感じます。それからも何人も東大志望の生徒たちに指導をしてきましたが、確かに、東京大学に合格できるか、最後に勝負を分けるのは「勉強を楽しめているかどうか」だ、と僕も思います。漫画『ドラゴン桜』でも、こんなシーンがあります。
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(漫画:©︎三田紀房/コルク)
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