子どもの4人に1人が眠れない!学力・集中力を下げる「社会的時差ぼけ」の正体と、 快眠を導く「スマホ・お風呂・昼寝」のコツ

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
勉強中に机に突っ伏して寝る女の子
学習塾や習い事で生活が夜型化し、「眠りたくても眠れない」子どもは4人に1人。どうすれば改善できる?(画像:TY / PIXTA)

厚生労働省「健康づくりの睡眠ガイド2023」によれば、小学生の推奨睡眠時間は9~12時間、中学生・高校生は8~10時間。ところが、寝具大手の西川が公表した「nishikawa 睡眠白書 2025」によれば、この睡眠時間を平日に確保できていない子どもは小学生で約88%、中学生で約80%、高校生で約93%にも上る。

また、平日の睡眠負債と休日の寝だめから生じる「社会的時差ぼけ(ソーシャルジェットラグ)」がとくに10代で顕著で、平均2時間半のズレがあったという。

睡眠不足で、「社会的時差ぼけ」状態に陥ることは、子どもにどのような悪影響を及ぼすのか。そして、健全な睡眠を取り戻すにはどうすればいいのか。睡眠改善学の第一人者で、地域や学校で睡眠健康教室や睡眠授業を展開している広島国際大学教授の田中秀樹氏に聞いた。

睡眠不足は集中力や記憶、やる気も低下させる

そもそも、睡眠不足になるとどうなるのか。田中氏は「脳の働きが落ちる」と説明する。

次ページ「ダメ」「こうしろ」は逆効果!行動変容を促すコツは
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事