東大の問題は、問題を「面白い」と捉えられる生徒のほうが点数を取りやすいように作られている、という仮説が語られていますね。
僕もこの仮説には同感です。そもそも、勉強というのは楽しいものです。知らないことを知って、問題が解けるようになるというのは、知識欲が刺激される楽しい行為の1つだと感じます。

東大の入試問題は、さまざまな分野から出題されていて、どれも難しく、どの科目もしっかりと思考しなければ解けないような問題です。
それはそれとして、どの問題も「面白い」んですよね。東大に合格してからも毎年東大の入試問題を解くのが趣味、という人もいるくらいです。
とにかく「楽しむ」ことが大切だ
「今年はこんなふうに出題してきたのか、東大は!面白いな!」と思いながら解いている人と、そうではなくただ「入学試験の入試問題」として機械的に解いている人とでは、大きな差が生まれているのではないかと感じるのです。
だからこそ、これから受験を控えている受験生には、とにかく「楽しむこと」をおすすめしたいと思います。問題を見て、「解けるか、解けないか」という観点ではなく、「面白いか、面白くないか」という観点でも考えてもらいたいと思います。そうすればきっと、大学受験がうまくいくのではないかと。
そしてその親御さんにも、ただ子どもが問題を「解けた、解けなかった」というのを確認するだけではなく、子ども自身がその問題を「楽しんでいるか、そうではないか」を確認してあげてほしいと思います。
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