「カローラ アクシオ/フィールダー」迫る生産終了 フルモデルチェンジ後も残った5ナンバー車

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カローラ スポーツのスタイリング
カローラ スポーツのスタイリング(筆者撮影)

2019年から現行車となったカローラも、今年で6年目を迎え、そろそろモデルチェンジの時期を迎えるころではないか。そうした時の流れから、もしモデルチェンジをするならば、2世代前となるカローラ アクシオとカローラ フィールダーの存在意義はより薄れる可能性がある。

もしかしたら、カローラに替わる5ナンバー車という選択肢をトヨタが提案しないとも限らない。新しい5ナンバー車が生まれれば、それはそれでカローラ販売と別の新車効果をもたらすのではないか。ただしこの話は、筆者の単なる臆測や期待でしかないが。

役目を終えたカローラ アクシオ/フィールダー

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いずれにしても、5ナンバー車を愛好する消費者のために、トヨタは尽力した。カローラ アクシオとカローラ フィールダーは、マイナーチェンジを続け、運転支援機能なども採り入れるなどしてきたが、さすがに先進の安全機能は、新しいプラットフォームでないと、センサーなど関連装置の取り付けや配線を含め、対処しきれない時期に差しかかっているだろう。

今秋10月末の生産終了は、さまざまな側面を踏まえたうえで、ひとつの潮時といえるのではないか。

御堀 直嗣 モータージャーナリスト

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みほり なおつぐ / Naotsugu Mihori

1955年、東京都生まれ。玉川大学工学部卒業。大学卒業後はレースでも活躍し、その後フリーのモータージャーナリストに。現在、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務める。日本EVクラブ副代表としてEVや環境・エネルギー分野に詳しい。趣味は、読書と、週1回の乗馬。

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