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ライズ/ロッキー/ヤリスクロス購入者の違い トヨタ・ダイハツ「コンパクトSUV」のリアル

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  • 三浦 太郎 インテージ 自動車アナリスト
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まずライズは、ヤリスクロス、ロッキー、ルーミーの順となっている。とはいえ、1位のヤリスクロスでも14%であるので、特定の車種との比較に集中しているわけではないようだ。

アウトドア志向の「ライズ/ロッキー」に対し、アーバンなデザインの「ヤリスクロス」(写真:トヨタ自動車)

一方のロッキーは、ライズ(31%)が1位となった。ライズ購入者は「ロッキーと比較する人が少しいる」程度であったことと比べると、ロッキー購入者ではライズとの比較が多く行われていることがわかる。

同じコンパクトSUVであるヤリスクロスの購入者が最も比較しているのは、ライズであった。ヤリスクロス購入者は、ほかにもトヨタ「カローラクロス」、トヨタ「RAV4」とも比較しているので、トヨタ内で大中小のSUVと比較している。SUVというボディタイプから、購入候補車を絞っているのだろう。

コンパクトSUVユーザーの年齢層

最後に購入者の「性別・年代」を確認しておく。

男女比はライズ(男性57%:女性43%)、ロッキー(男性61%:女性39%)、ヤリス(男性53%:女性47%)、ヤリスクロス(男性60%:女性40%)、ルーミー(男性45%:女性55%)、タント(男性38%:女性62%)だった。

女性が半数以上を占めたのはルーミー、タントであり、いずれもスライドドアだ。ボックス型ゆえの取り回しのしやすさもあるだろうが、先ほど見た通り200万円を切るような乗り出し価格ゆえに2台目としての需要が多く、子育て世代に支持されていると見られる。

年代を見てみると、ライズ/ロッキーは20~30代の割合が多く、ライズ:30%、ロッキー:35%であった。

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【ダイハツ・トヨタ双方に寄与するコンパクトSUV】

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