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ライズ/ロッキー/ヤリスクロス購入者の違い トヨタ・ダイハツ「コンパクトSUV」のリアル

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  • 三浦 太郎 インテージ 自動車アナリスト
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他の車種も含めて見てみると、トヨタ車(ヤリス、ヤリスクロス、ルーミー)を買う人のほうが、ダイハツ車(タント)購入者よりもメーカーを重視していることがわかる。

ホンダ「N-BOX」やスズキ「スペーシア」がライバルとなる「タント」(写真:ダイハツ工業)

ライズとロッキーはともに「ボディタイプ」「ボディサイズの小ささ」を条件に入れている人が多い。つまり、購入者の3~4割程度が、最初からコンパクトSUVを希望していたわけだ。

ハイブリッド車が選べる車種を購入した人は、「燃費の良さ」を前提条件としている人が多い。

ただし、ライズ、ロッキーはヤリス、ヤリスクロスよりスコアが低くなっている。

この理由は、ライズとロッキーのハイブリッドモデルは、ガソリンモデルがデビューした約2年後の2021年に追加されたもののため、今回の対象者の中では、その影響がマイルドになっていると考えられる。

「ライズ」のe-SMARTハイブリッド搭載モデル。ホイールやエンブレムカラーなど外観上の差異は少ない(写真:トヨタ自動車)

ちなみに「スライドドア」を前提条件にあげていた人は、ルーミー:43%、タント:39%であり、「軽自動車」を条件としていた人はタントで65%であった。軽スーパーハイトワゴンには独自の価値があり、登録車(普通車)とは購入層が異なるようだ。

SUVはデザインも大事

続いて「購入したクルマの気に入った点」を確認する。先ほど示したとおり、メーカーをそこまで重視されていないロッキーではあるが、「スタイル・外観」については8割以上と今回、取り上げた車種の中で最も多い。

姉妹車のライズも「スタイル・外観」と答えた人は多く、SUVは実用性だけでなく、デザインも重要であることがわかる。

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【各車「いくら」で買っているのか?】

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