「お見合い19回」37歳彼女が"好条件"彼と成婚の訳 婚活女子3人から学ぶ「相手の心をつかむ方法」

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筆者は結婚相談所の仲人なので、これまで結婚相談所婚活で成婚した人たちの成功例を紹介しよう。

よりこ(37歳、仮名)は、婚活アプリで1年婚活をしてきたのだが、なかなか結婚したいと思える相手には出会えなかった。そこで、気持ちを一新させるために、「活動場所を変えたい」と筆者の相談室を訪ねてきた。

彼女の場合、5回目のお見合いで意中の男性が現れた。おさむ(37歳、仮名)は目鼻立ちのはっきりとしたハンサムで、トレーニングジムに通ったり、トライアスロンの大会に出たりと、体を鍛えることが趣味だった。

年収はおさむよりよりこのほうが200万円近く上だったが、「見た目がドンピシャのタイプで、よく笑うし、おおらかなところに惹かれています」と言っていた。

健康オタクでもあったよりこは、食材の栄養価や、食材の栄養を生かした調理法を詳しく勉強していた。そこで、その知識を活かして、おさむがよりたくましく、動ける体になれるような食事のアドバイスをしたことで、彼の気持ちつかんだ。

「『よりちゃんと結婚したら、体にいい美味しいものを毎日食べられるね。一緒にいると元気がもらえるし、仕事もますますがんばれそうな気がするよ』って、言ってくれました」

成婚退会の報告に来たときに、幸せそうな笑顔でこう言っていた。

同じ趣味をすることも大切だが、彼の趣味や好みに寄り添ったり、仕事を縁の下の力持ちとして支えたりすることも、相手の気持ちをつかむ大きな要素だ。

気持ちをつかむきっかけを

また、意中の相手と出会ったときにサプライズを仕掛ければ、気持ちをつかむきっかけになることもある。

ちあき(37歳、仮名)はすでにお見合いを18回し、婚活疲れを起こしていた。「このお見合いを最後に休会しようか」と言っていたのだが、19回目のお見合いで出会ったのがさとし(41歳、仮名)だった。

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