
年収1000万円自営業の男性との婚約を破棄した女性。その理由とは…(写真:bino/PIXTA)
結婚相談所では、お見合いで出会ってから成婚まで「約3カ月」というのが通例だ。
プロフィールで身長・体重や学歴、仕事の経歴、年収、趣味、家族構成などがわかっているので、成婚までの期間に見極めるのは、相手の性格や結婚への価値観なのだが、期間が短いだけに相手の本性を見誤ることもある。
仲人として婚活現場に関わる筆者が婚活者に焦点を当てて、苦労や成功体験をリアルな声とともにお届けする連載。今回は、短期間で相手をどう見極めるかを、一緒に考えていきたい。
話していて話題が尽きない
みさと(36歳、仮名)は、結婚相談所で5人目にお見合いをした、しょうた(41歳、仮名)と意気投合。一般的にお見合いは、1時間程度で切り上げることが多いのだが、話が盛り上がり、3時間も話をしていたという。
「ずっと話していても、話題が尽きなかったんです。ぜひ交際希望でお願いします」
お見合いを終えて、興奮気味に伝えてきた。しょうたからも、その日のうちに、交際希望が来て、2人は仮交際に入った。
しょうたは、自営業者で年収が1000万円を超えるハイスペック男性。みさともあるメーカーに総合職として働く、自立した女性だ。2人は会うたびに距離を縮めていき、3回目のデートを終えて真剣交際に入り、その後1カ月も経たないうちに、成婚退会をしていった。
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