漫画では「面倒臭い」の定義が分かれているということが描かれていました。
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/f/8/570/img_f85cd36c22bfa9f3a9363fd6d842b291261935.jpg)
A:情報を集めるのが「面倒臭い」から、濡れながら川を渡る人
B:濡れながら川を渡るのが「面倒臭い」から、情報を集める人
この2つに分類でき、Bの人のほうがいい結果を得ることができるという話でしたね。実際に、受験生たちと話していると、この2つの違いを痛感させられます。
苦手科目でも、学校の先生に質問しない
例えば、受験生に「苦手な科目はある?」と聞くと、たいていの場合は「ある」と答えます。数学が苦手、英語が苦手、全部苦手、などさまざまですが、基本的に苦手科目がない人はいません。
そのうえで、「じゃあ、その苦手科目はどうすれば克服できるのか、先生に聞いたことはある?」と聞くと、ほとんどの受験生は「ない」と答えます。
基本的に、学校の先生に質問をするのはお金がかかりません。かかるのは「時間」だけです。また、質問して嫌な顔をする先生はあまりいないと思います。
それなのに、多くの人は「苦手だ」と自覚している科目ほど、先生に頼ろうとはせず、「濡れながら川を渡ろうと」します。「数学苦手なんだよな」と友達に愚痴って、受験でも苦労するかもしれないのに、「先生、俺は数学、どうすればできるようになりますかね?」と質問しにはいかないのです。
面倒臭くても、しっかり人に頼り、情報を集めようとする人のほうが、最終的には成功します。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」なんて言葉がありますが、まさにこの言葉のとおり、一瞬面倒臭くても「聞くべき」なのです。
「調べるのが面倒臭い」「聞くのが面倒臭い」と思っても、実はそのほうが「面倒臭い」のかもしれないと考えて、「濡れない方法」を探してみていただければと思います。
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