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外資が本腰、「日本の不動産」がアツすぎる理由 新機軸は「戦略的賃料上げ」と「働き手重視」

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売却される「東京ガーデンテラス紀尾井町」(写真:編集部撮影)

日本の不動産市場に対する投資家の視線は熱い。不動産サービス会社CBREによると、2024年1〜3Q(1〜9月期)の国内不動産投資額は前年同期比6.3%増の3.4兆円だった。通期ベースでも前年実績を上回る勢いだ。

ここ数年の投資の牽引役は機関投資家や富裕層などの国内投資家だった。欧米などの一部の海外投資家は自国の不動産市場が低迷し、ファンドの一部を資金化する必要に迫られ日本の不動産を売却せざるをえなかった。

だが、「足元では海外市場も回復基調にある。今後は海外からの日本への投資がさらに戻ってくるだろう」(不動産サービス大手・JLL日本法人の河西利信社長)。

事業会社の動きが市場を活発化

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