まだまだあるぞ!2024年の「必読経済書」11選 インド、ユニクロ、税制など幅広いテーマから

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経済書11冊の書影

特集「ベスト経済書・経営書 2024」の他の記事を読む

経済の専門家が選んだ、2024年のベスト経済書・経営書は何か。本特集では、経済学者やエコノミストなど33人のアンケートを基にランキングを作成。年始にこそ読んでいただきたい書籍を紹介する。

1『「モディ化」するインド』

湊 一樹 著/中公選書/1980円

存在感を高めるインドで10年にわたり政権を維持するモディは、インド国内でどのように捉えられているのか。現状の理解に当たって非常に有用。(初田好弘)

2『ユニクロ』

杉本貴司 著/日本経済新聞出版/2090円

ZARAなどのファストファッションとは異なる、サステイナブルなライフウェアというコンセプトがいかに生まれたのか。柳井正の経営哲学が詳述される。(青嶋 稔)

税の要点をクリアに

3『税制と経済学』

林 正義 著/中央経済社/2860円

昨今話題の「年収の壁」をはじめ、税にまつわるもっともらしい言説について、正確なエビデンスを示しながら要点をクリアにしていく記述は秀逸。(中塚伸幸)

4『苦悶する中央銀行』

ラグラム・ラジャン 著/慶応義塾大学出版会/2200円

世界金融危機後に導入された非伝統的金融政策の「負の波及効果」を鋭く論じ、中央銀行が本来の役割を超えた責務を担うことに警鐘を鳴らしている。(木村彩月)

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