特集「2025大予測|スペシャルインタビュー」の他の記事を読む
日経平均株価が34年ぶりにバブル期最高値を更新した。日本企業の価値は本当に上がったのか。東京証券取引所の「フォローアップ会議」メンバーで、長年市場改革について提言してきたマネックスグループの松本大会長に聞いた。
世代交代で日本企業が変化
──日本株の上昇相場をどう評価しますか。
この1年間は、単に株価が上がっただけではない。アメリカの株価と日本の株価がまったく関係なく動いているときもあったことが特徴だ。あるネガティブなニュースが出たらとりあえず売られる、みたいなときも売られないで、ちゃんと上がった。
その意味でずいぶん市場の足腰が強くなったという印象がある。8月の頭に株価が大暴落したときも、その後ちゃんと戻ってきた。選挙の後もポジティブに株価が動いた。完全に新しいフェーズに入った。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら