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マネックス松本会長が説く「日本株上昇」の必然 若い世代への世代交代が企業価値を上げた

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マネックスグループ会長の松本 大氏
松本 大(まつもと・おおき)/マネックスグループ会長。1987年東京大学法学部卒業、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券や、ゴールドマン・サックス証券を経て、1994年史上最年少の30歳でゼネラル・パートナーに就任。1999年マネックス(現マネックス証券)設立。2023年6月から現職(撮影:梅谷秀司)

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分断・多極化する世界で、新しい視界を開くことができるか。日本が向かうべき道とは──。本特集では、株式・マネーから日本の政治経済、世界情勢、産業・企業動向、そしてスポーツ・エンタメまで。2025年の注目テーマを徹底解説する。

日経平均株価が34年ぶりにバブル期最高値を更新した。日本企業の価値は本当に上がったのか。東京証券取引所の「フォローアップ会議」メンバーで、長年市場改革について提言してきたマネックスグループの松本大会長に聞いた。

世代交代で日本企業が変化

──日本株の上昇相場をどう評価しますか。

この1年間は、単に株価が上がっただけではない。アメリカの株価と日本の株価がまったく関係なく動いているときもあったことが特徴だ。あるネガティブなニュースが出たらとりあえず売られる、みたいなときも売られないで、ちゃんと上がった。

その意味でずいぶん市場の足腰が強くなったという印象がある。8月の頭に株価が大暴落したときも、その後ちゃんと戻ってきた。選挙の後もポジティブに株価が動いた。完全に新しいフェーズに入った。

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