11人の子持ち「イーロン・マスク」の大家族計画 テキサス州で豪邸を買い漁って全員集める?
体外受精の推進者であるマスクは、世界人口の増加を強く信じている。詳しい2人の人物によると、彼は元無所属副大統領候補のニコール・シャナハンを含む友人や知人に自分の精子の提供を申し出たこともあるという。シャナハンは断った。
マスクは自らの家族が増えていることを秘密にしようとしてきた。この屋敷と、これまで報道されていない子も含めて屋敷に集めようという努力は、彼にとって単なる個人的な問題ではなく、彼のビジネス帝国の根底にある実存的な不安に根ざしている。
マスクは化石燃料への依存を懸念し、電気自動車会社テスラに早くから投資していた。現在は政府の重要な請負業者となっているロケット会社スペースXを設立したのも、地球に住めなくなった場合に備えて人類のために火星を植民地化するためだった。
「少子化」に対する懸念を強めている
この2年間、彼はもう1つの脅威である少子化にますます執着しており、マスクは人類を絶滅させる世界的な人口崩壊がやってくると信じている。人口統計学者によれば、彼の終末論的ビジョンは起こりそうもないが、彼が所有するソーシャルメディア会社Xでは、フォロワーにできるだけ多くの子どもを持つよう奨励している。
マスクは6月に「子どもを持つことは国家の非常事態とみなされるべきだ」と投稿した。
今のところ、マスクは一時的にペンシルベニア州に居を構え、大統領選挙キャンペーンに没頭し、トランプの投票率アップ作戦に資金を提供するために数千万ドルを費やしている。
しかし、マスクがビジネスの大部分を移し、家族の屋敷を構えようとしているのはテキサス州である。この屋敷は波乱の幕開けとなった。
母親の1人であるシヴォン・ジリスは、マスクの脳技術の新興企業であるニューラルリンクの重役で、子どもたちと一緒にその家の1つに引っ越してきた。