京阪線の「要衝」枚方市駅、知らない間に大変貌 本線と交野線に挟まれた三角地帯に再開発ビル

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現在の枚方市駅には京橋―七条間をノンストップで駆け抜ける「快速特急 洛楽」を除く、すべての種別が停車する。駅3階のホームは島式3面6線。1・2番線は京都の三条・出町柳方面、3・4番線は大阪の淀屋橋・中之島線方面、5・6番線は交野線の私市方面となっている。交野線ホームの5番線は本線とつながっており、平日朝には、同駅始発の通勤準急と全車座席指定のライナーの一部が大阪方面へ発車する。

京阪枚方市駅 ホーム
ステーションヒル枚方のテラスから見た枚方市駅。高架上のホームは島式3面6線(記者撮影)

新旧のビルが建ち並ぶ駅前

2階には東改札口と中央改札口。改札内にミニスーパーマーケットやベーカリー、スイーツなどの「もより市」、中央改札口の向かいは京阪百貨店ひらかた店で無印良品が入っている。

南側のロータリーを囲むペデストリアンデッキは「ひらかたサンプラザ」の1号館と3号館、近鉄百貨店が入っていた2号館の跡地に建つ「枚方T-SITE」といった駅前のビルと直結している。T-SITEは同地で創業した蔦屋書店や、銀行、スーパーマーケット「ライフ」などの店舗が入っていて、駅周辺は通勤通学時間帯もにぎわっている。

駅1階には南北に道路が通り、北口にも南口にもバスのりばがある。北口からは、淀川対岸の高槻市や茨木市にある阪急・JRの駅とを結ぶバスなどが発着。とくに阪急高槻行きは平日7時台だけで12便が発車する。市立ひらかた病院前、関西外大中宮キャンパス方面のバスも北口から出ている。一方、南口には香里ケ丘を経由する枚方公園駅前行きや京阪香里園行きのバスのりばがある。

枚方市駅 南口
枚方市駅の南口。駅周辺の施設はペデストリアンデッキでつながる(記者撮影)
枚方市駅北口 京阪バス
枚方市駅北口。淀川対岸の高槻市や茨木市とを結ぶバスなどが発着(記者撮影)
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