トップは5%超え!「高配当利回り銘柄」ランキング 株主還元の強化で増配企業が続出している

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2位はミニショベル主体の建機メーカー、竹内製作所。こちらも大幅増配を続け、利回りが高まったケース。業績自体も非常に好調で、今期は前期に続き最高益を更新する見込み。配当は前期の年間158円(記念配含む)から200円に増やす計画だ。

3位以下も多様な業種がランクイン

3位は、このランキングの常連となった橋梁・建築の宮地エンジニアリンググループ。第二京阪道路や阪神高速の工事など豊富な受注残を抱え、今期は前期の最高益をさらに更新する見通し。前期に記念配を含む大幅増配を実施したが、今期も株式分割を考慮すると増配を計画している。

4位のイーグル工業は、NOK系列で自動車用を中心とするメカニカルシール、特殊バルブの大手。今期は前期の80円から90円に増配する予定で、配当性向は約5割だ。

5位の総合化学メーカー、東ソーは好財務を強みに減益時にも減配を避けてきた。今期は生産正常化や値上げ浸透で石化の収益が上向くほか、苛性ソーダや塩ビも設備定期修繕の一服で操業度が上がる。増益見込みで、配当は年85円(配当性向46%)を維持する方針だ。

6位のSBIホールディングスは会社公表の業績、配当予想ともなし。四季報では増配含みのレンジ予想で連続増配の期待がかかる。8位の大林組は最近になって還元姿勢を非常に強めている。

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