複数の女性を暴行、明らかになるDr.Dreの罪

アップルは「すでに25年前とは別人」と擁護

ラッパーとして知られるドクター・ドレ(右から2人目)は現在、アップルの音楽事業部門の経営幹部でもある。この写真は買収時にティム・クックCEO(左から2人目)がtwitterに投稿したもの

[ロサンゼルス(ロイター)] - ラッパーでビーツ・エレクトロニクスの共同創業者であるドクター・ドレが、自身のラップ集団「N.W.A.」 の伝記映画「ストレート・アウタ・コンプトン」の公開の際に再び世間の注目を浴びた。過去における女性への暴力に関する報道に関し、ドクター・ドレは「傷つけてしまった女性達に対して」謝罪をしたのだ。

25年前とは別人になった?

このことを受け、アップルは彼を擁護する姿勢だ。アップルは昨年、ドクター・ドレが創業したヘッドフォンと音楽ストリーミングの会社であるビーツ・エレクトロニクスを30億ドルで買収し、彼を会社の役員に任命した。アップルは、このラッパーの言葉に偽りがないと信じていると話している。

「ドクター・ドレは彼が過去に犯した過ちに対し謝罪をしており、現在の彼は25年前の彼とは別人だと言っている」

アップルはロイターに対してこのように述べた。「これまで1年半にわたってドクター・ドレと共に事業を行ってきたが、彼がもう昔とは違うということを信じる理由が我々には十分ある」。

カリフォルニア州コンプトンのラップ集団N.W.A.の創設メンバーであり、ユニバーサル・ピクチャーズのヒット作品である映画「ストレート・アウタ・コンプトン」の中で描かれる人物でもある、今年50歳になったドクター・ドレは、25年前に起こした事件を謝罪した。その中には女性司会者のディー・バーンズに対する事件も含まれていた。

次ページ25年前は酔っぱらった若造だった
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
  • ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?
  • 本当は怖い住宅購入
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
三菱重工と日立 「統合」破談から<br>10年 製造立国の岐路

10年前に統合構想が破談になった三菱重工業と日立製作所。その後両社は対照的な道を歩み、2009年に伯仲していた時価総額は今や日立が大きく上回っています。本特集では明暗が分かれた三菱重工と日立を主軸に、製造立国・日本の生きる道を探りました。

東洋経済education×ICT