50代で「ニッチな部分で稼ぐコンサル」になる方法 経験を積み重ねてきたからこそできる仕事
お金儲けだけではなく、社会の役に立ちたい。仕事を通して誰かの役に立ちたいと思っている人は多くいます。私の周りでは、そのような思いを持ったコンサルタントが、ワークライフバランスを重視して、幸せにお仕事をされています。みなさん、自分の強みを充分に活かして、仕事とプライベートのバランスがとれた、豊かな人生を歩んでいます。
私の経営する会社には研修講師、コンサルタント合わせて約600名がいます。どんな人が活躍しているかご紹介しましょう。
今いる環境から一歩出てみる勇気を持つ
銀行で支店長の経験がある50代後半のIさんは、今まで多くの経営者の課題に向き合ってきました。当然、会社の決算書も見ることができます。過去の経験から、相談に来た会社が融資を必要としているのか、その前に経営の立て直しが必要なのか、会社の決算書を見るだけでわかってしまいます。
Iさんは「数字を見ると会社の状態がすぐにわかります」と言います。長年の銀行での経験がそのスキルを育んだのは間違いありません。しかし、当の本人は「そんなことはできて当たり前、周りの人も普通にできていたから」と言います。しかし業界が変われば、銀行マンが周りにたくさんいて、数字を見ることができるのが当たり前という状況も変わります。
今までいた世界から一歩出て銀行以外の世界に行くと、ご自身の「決算書を見ただけで会社の経営状態が手に取るようにわかる」といったスキルがキラキラと輝いてくるのです。
もちろん、ご自身が今いる会社や今までの環境から一歩外に出ないと、そのことには気がつきません。ぜひみなさんには、外の世界に出る勇気を持ってもらいたいです。そして「自分のスキルは他の人と違ってどこが魅力的か」を探してみていただけたらと思います。
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