新登場「ペアローン団信」はお得なのか?徹底試算 「片方の死亡でローンが両方免除」だが注意点も
ペアローン団信を選ぶと、月の支払いはどの程度増えるのかを試算してみよう。
以下のケースで試算してみよう。
<前提>
・都内在住
・夫婦ともに40歳
・世帯年収1400万円(夫700万円、妻700万円)
・7000万円の物件を頭金1000万円で購入
・ペアローンで2人とも3000万円ずつ借り入れ
・固定金利35年1.86%(みずほ銀行2024年8月6日現在)
・都内在住
・夫婦ともに40歳
・世帯年収1400万円(夫700万円、妻700万円)
・7000万円の物件を頭金1000万円で購入
・ペアローンで2人とも3000万円ずつ借り入れ
・固定金利35年1.86%(みずほ銀行2024年8月6日現在)
上乗せ額は月々3000円程度
ペアローンを選択した場合の返済額は毎月10万303円となり、通常の団信を選択した9万7236円との差額は3067円となる。モデルケースの夫婦は共に40歳のため、同じ上乗せ金利のまま「がん団信ペア」型を選択できる。
つまり、どちらかに万が一の事態が起こった場合に2人分のローンが免除される保険料として1人につき月額3067円が適切と感じれば、ペアローン団信を選ぶといい。
なお、2人が同じ団信を選ぶ必要があるため、夫婦のどちらかが51歳以上で年齢制限を超えている場合や、がんの既往歴などが理由でがん保障を付加できない場合には、がん団信のペア型を選ぶことができなくなる。
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