サムスン、スマホGalaxyの最新版を発表 モバイル決済サービスも開始
[ニューヨーク/ソウル 13日 ロイター] - 韓国のサムスン電子<005930.KS>は13日、スマートフォン(スマホ)「ギャラクシー」シリーズの新機種「ノート5」と「S6エッジプラス」を発表した。
「ノート5」は一段と高速化したプロセッサを搭載。「S6エッジプラス」は画面サイズが5.7インチで、旧機種の5.1インチから拡大した。発売は米、カナダで8月21日から。
サムスンは世界最大のスマホメーカーだが、第2・四半期には「S6」モデルを発売したにもかかわらず市場シェアが低下した。巻き返しを図るサムスンは「ノート5」の発表を当初予定から繰り上げ、9月にも最新「iPhone」投入が見込まれるアップル<AAPL.O>に先行した。
サムスン電子アメリカの製品戦略・マーケティング担当バイスプレジデント、ジャスティン・デニソン氏は「ノート」について「新製品が出るたびに、旧機種よりも人気が出る」と述べ、期待感をにじませた。
一方、サムスンの新機種には懐疑的な意見も聞かれた。「ラボ・レビューズ」のジョナサン・ロウビニ編集長は、差別化が十分ではないなどとし「アップルからのシェア奪回は難しいのではないか」と述べた。
サムスンはまた、モバイル決済サービス「サムスン・ペイ」を韓国で8月20日から、米国で9月28日から開始すると発表した。「ノート5」「S6エッジプラス」がともに対応する。
「サムスン・ペイ」は今後、英国やスペイン、中国でもサービスを開始するというが、開始時期など詳細については明らかにしなかった。
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