保育士たちのＰＴＳＤを手厚くケア、保育園大手ＪＰホールディングスの「ＪＰスクラム・プロジェクト」
とりわけ、今は原発問題を含めて「東日本大震災」の激震が終わっておらず、しかもヨーロッパの財政危機・金融不安による世界的な景気低迷が企業で働く人たちのメンタルを暗くするベクトルに作用する。世界も日本も暗いニュースばかりが流れている。
ＪＰホールディングスなどは「ＪＰスクラム・プロジェクト」で先進的に予防に取り組んでいる事例だ。ほかの多くの企業では、うつ病など精神を患う社員たちの増加にとまどうのみで、対策は後手にまわっているのが現実である。
せっかく、理想を持って、保育園で働く機会を持ったわけだから、うつ病などメンタルヘルス問題で、仕事を辞めないでほしい。「東日本大震災」の発生後、ＪＰホールディングスは、「ＪＰスクラム・プロジェクト」「チューター制度」をほぼ同時に開始したが、そのスタートにはそんな願いが込められている。
（東洋経済ＨＲオンライン編集部）
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