独断!これが日本の観光列車ベスト10だ

夏休み中にぜひ乗ってみたい

第3位:「ろくもん」

首都圏や名古屋、関西方面から手軽に行ける夏のリゾート地が信州である。そこを走る観光列車から2つほど挙げておきたい。まずは、しなの鉄道を走る「ろくもん」。いわゆるグルメ列車である。軽井沢発が洋食、長野発が和食と往復でメニューが異なり、1両が、ドアを障子風に改装した料亭風個室で、浅間山を眺めながらの食事を楽しめる。3両のうち1両は、食事なしの車両で気楽な旅もできるのがよい。車両デザインは水戸岡氏で、九州に行かなくても、水戸岡ワールドに接することができるのが魅力だ。

海を眺められる路線もランクイン

第4位:「おいこっと」
画像を拡大
ふるさと(田舎)は東京の真逆にある、という意味で「TOKYO」を反対にした車両名

もうひとつは「おいこっと」。「うさぎ追いし、かの山……」で有名な唱歌「故郷」ゆかりの地であるJR飯山線を走る観光列車だ。千曲川に沿って走る飯山線は、誰にとっても「故郷」を感じさせる、実にのどかな心休まる沿線だ。おばあちゃんの住む実家をイメージしたという車内。野沢菜のサービスなど、ぜいたくというよりは、素朴なおもてなしに心安らぐ。

第5位:「みすゞ潮彩」
画像を拡大
アールデコ調に統一された列車。三角、八角型など、ユニークな窓もある

夏だから、海を眺めながら観光列車の旅をしたいという人におススメなのが「みすゞ潮彩」(山陰本線ほか、新下関~仙崎)。薄幸の詩人金子みすゞにちなんだ列車で、彼女の生きた1920年頃をイメージしたデザインは意外にモダンだ。海を向いたソファー席。3度のビュースポット停車で、響灘の絶景がとことん味わえる。車内での紙芝居や金子みすゞの詩歌の一節を書いたホームの標示板が印象的だ。

第6位:「リゾート21」

海の絶景を楽しむ列車といえば、前回の「海を臨む日本の車窓ベスト10」で紹介した五能線の「リゾートしらかみ」、羽越本線「きらきらうえつ」も挙げたいのだが、「またしても」という感じなので、今回はランクから外し、伊豆急の「リゾート21」を推しておこう。

次ページ前面展望席の先駈け
鉄道最前線の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?
  • 就職四季報プラスワン
  • 住みよさランキング
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ホンダ「フリード」がトヨタ「シエンタ」より売れるようになった訳
ホンダ「フリード」がトヨタ「シエンタ」より売れるようになった訳
ひろゆき感動「難病61歳の人生サイボーグ化計画」
ひろゆき感動「難病61歳の人生サイボーグ化計画」
ソニーとパナソニック、10年で大差ついた稼ぎ方
ソニーとパナソニック、10年で大差ついた稼ぎ方
「ストレスに強い人」「弱い人」の決定的な違い
「ストレスに強い人」「弱い人」の決定的な違い
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
15種類の「書き方」を徹底解説<br>無敵の文章術

ビジネスパーソンを中心に文章力の必要性が高まっています。在宅勤務における情報伝達手段として、メールやチャットは不可欠に。また精度の高い企画書はビジネスの成功に直結します。本特集ではシーンや目的別に、短期間でのスキル向上を目指します。

東洋経済education×ICT