18年ぶり新作「聖剣伝説」遊んだ私が驚愕した理由 ファンが多い人気シリーズ、7月30日に体験版配信

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ここからは体験版でわかった本作の長所を紹介しよう。まず、なんといっても優れているのは“見た目”である。

かわいらしく特徴のあるキャラクターはもちろん、フィールド全体がかなり明るく楽しげに描写されており、しかもその広いフィールドを自由に移動できる(本作はゲームの一部に広いエリアが用意されたセミオープンワールドとなっている)。

聖剣伝説のキャラクター
キャラクターたちはやや表情が硬い印象があるものの、とてもかわいらしく仕上がっている(画像はSteamより)

現在は、スマホ向けタイトルとしてオープンワールドのアクションRPGがひとつのムーブメントになっているのだが、本作はかなりそれを思わせるような作品に仕上がっている。つまりただ懐かしいだけでなく、新しいプレーヤー層にも訴求できそうな見た目になっているわけだ。

自然とフィールドを探索したくなる仕組み

とはいえ、ただ見た目が美しいだけではあまり意味がない。そこで本作は、そのフィールドをプレーヤーに探索させる仕組みを用意している。

一番重要なのは、ミニマップに宝箱などの位置が表示される部分だろう。場所がわかっていればプレーヤーは思わずそれを取りたくなる。収集品の「クマミツ」もあちこちに落ちており、これを集めると後でアイテムに交換できる。拾って得するものが見える形で落ちていたら、つい拾いたくもなるだろう。

聖剣伝説のピックル
体験版では、「ピックル」という生き物に乗って広いフィールドを冒険できる(画像はSteamより)

このほかにも、各地にいる住民のサブクエストは話を聞いただけで自動で受注できる簡便な仕様など、自然とプレーヤーが探索をしたくなるような、快適で誘導の効いた作りになっている。

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