10月4日登場?! 注目の新型iPhone --ウワサ飛び交うシリコンバレーで上がる声


 半導体・ネットワーク機器の米LSIロジックの財務部門幹部は「新型iPhoneが新たに発売されても興味はない。すでに持っているスマートフォンとパソコンで十分。会社がiPadを支給してくれたが、2カ月間机の上に置きっぱなし。仕方がないから友人のパイロットに無料で譲った。コックピット内で使えるのはiPadだけだから、彼は非常に喜んでいたけれど」。ハイテク機材の利用で、これ以上会社に振り回されたくないといった様子。

「中国でiPhoneを買うために極端な行動に走った若者のニュースを聞いたことがあるが、新型iPhoneと騒いでいるのはアメリカではギーク(ハイテクオタク)だけでは。シリコンバレーより、アジアや欧州のほうでむしろ熱狂的な人気があるような気がする」とあるIT企業の役員も言う。スマートフォンとしては圧倒的多数のユーザーが使っているアップル製品は、“自由”の国・アメリカでは次第に飽きられ始めているのだろうか。

ベンチャー・キャピタリストのスティーブ・ドミニク氏は言う。

「なんとiPhoneはもう第5世代なのか! 第4世代、第5世代と段階的に変化しているが、あんまり違いがあるって聞いていない。単に製品のリフレッシュじゃないか。急成長している市場競争でクールに勝つため、継続してアップグレードをアピールする必要があるんだろうね。マスコミの話題になれば、PR効果があるからね」

独自のクローズドな世界を作り上げ業界をリードするアップル。確かに冷めた声も聞かれるが、iPhoneの注目度は他の追随を許さない。オープンな世界でグーグルのアンドロイドが着々と版図を拡大する中、新型iPhoneはこれから世界でどう受け入れられるのだろうか。10月4日の発表はもうまもなくだ。
(Ayako Jacobsson =東洋経済オンライン)

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