ソフトバンクはiphone独占販売終了の報道で、時価総額3550億円消滅

ソフトバンクはiphone独占販売終了の報道で、時価総額3550億円消滅

ソフトバンクの株価が急落した。米アップルのスマートフォン「iPhone」の国内独占販売が終了、新機種「iPhone5」からKDDIも扱うと報じられ、前日比320円安、12%超の下落となった。時価総額で3550億円超が吹っ飛んだ格好だ。ソフトバンクは事実上、iPhoneに依存したモノカルチャーなだけに、投資家の不安は当然と言えば当然である。

アップルはアンドロイド勢の伸長に対抗するため、世界各国で複数の携帯電話会社がiPhoneを扱う政策を進めているところ。日本は今では珍しい独占販売国となっており、そう遠くないタイミングでNTTドコモ、あるいはKDDIも扱うことになると予想はされていた。とはいえ、確定的に報じられたことで、投資家の大きな失望を買った。

もっとも、iPhone販売開始と報じられたKDDIも小幅ながら下落。取引開始直後に一時前日終値比6.2%高(時価総額で約1750億円高)と急騰したものの、後場は下落に転じ、結局、0.8%の小幅安に終わった。iPhone効果は一時的なものにとどまった。KDDIへの好影響を投資家は手放しでは確信できなかったようだ。

なお、iPhone5は米国時間10月4日に発表されるとの報道が多い。

◆ソフトバンクの業績予想、会社概要はこちら

[+画面クリックで詳細チャートを表示 <会員登録(無料)が必要です>]


◆KDDIの業績予想、会社概要はこちら

[+画面クリックで詳細チャートを表示 <会員登録(無料)が必要です>]

(写真はiPhone4発売時の孫正義・ソフトバンク社長 撮影:尾形文繁)

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 世相をリアルに映し出す 流転タクシー
  • 子どもを本当に幸せにする「親の力」
  • 財新
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
トレンドライブラリーAD
人気の動画
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
ラーメン店の倒産ラッシュが必然でしかない事情
ラーメン店の倒産ラッシュが必然でしかない事情
攻撃的な人の態度を軟化させる絶妙なワザ
攻撃的な人の態度を軟化させる絶妙なワザ
都心vs. 郊外 家を購入するならどっち?
都心vs. 郊外 家を購入するならどっち?
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
人材戦略から儲けのからくり<br>まで コンサル全解明

人材の争奪戦が過熱し、年収水準もうなぎ登りに。デジタル化を背景にコンサルティング業界は空前の活況を呈しています。本特集ではコンサル業界の動向やビジネスモデルを徹底解説。コンサル会社を賢く選び、上手に活用していくノウハウを紹介します。

東洋経済education×ICT