モデル冨永愛が40代で見つけた「割と幸せ」な自分 「先を読まず、流れに身を任せて楽しみたい」
「自分だけのためではなく、後進や業界のことも考えていかなきゃいけない年齢になった。日本の中だけで考えても、モデル業界も20年以上前からずっと右肩下がりになっていて、モデルという職業に良い未来が見えてこないんですよね。
モデル一本だと生きづらい状況になっているけれど、自分はおかげさまでいろいろと活動させてもらっている。この経験をうまく、後に続く彼らのために活かせられればいいなという思いです」
「先は読まない」が準備はする
年齢を重ねるに従い、選択肢や可能性はどんどん狭まっていく。10代や20代に比べて、そう感じているミドル世代の人は少なくないだろう。しかし、「可能性はどの世代にでもあると思う。先は読めない。読みたくもない。流れに身を任せて、それを楽しみたいとずっと思っている」と冨永さん。
「2〜3年先ぐらいは読めるというか、考えているんですけど、その先は考えていない。考えられない。
その時に何があるかわからないし、どんな巡り合わせがあるかもわからない。それによってすごい運命って変わってしまうから。それこそ、本にも書いたように、もう一度出産するかもしれないし。
10年先の自分がわからないというのは、20代の時から一緒。そういう性格なんだなって、今は思っている。10年先の自分を知りたくないというか、どうでもいいじゃんって。過去の私は、今の自分をまったく予測していなかったわけだし」
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