ダサ見えを卒業「クールビズ」を格上げするには 軽装でもビジネス仕様に仕上げることに意識を

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例えばまずは、センタークリース入りのパンツ(いわゆるスラックス)を選び、ポロシャツの裾を入れる。

ネイビーのポロシャツをパンツにタックインしたコーディネート
ネイビーで色を揃えたワントーンコーデ。ポロシャツ¥2,990、バックパック¥4,990(ともにUNIQLO/ユニクロ 0120-170-296)、パンツ¥8,690(エー/洋服の青山 池袋東口総本店 03-5952-7201)その他はスタイリスト私物(撮影:今井康一)

靴はカジュアルな印象になるスニーカーやサンダルではなく、ローファーやスリッポンなどレザー製のものがよい。合わせるアイテムの数が少なくなってくる夏は、小物の重要性がいつもよりも高くなってくるので、靴にもこだわりたいところだ。

ポロシャツはベーシックカラーと呼ばれる白、黒、グレー、ネイビーが望ましい。カラフルな色だとカジュアル度が高くなるためだ。

サイズは大きすぎず、ピッタリしすぎないものを選びたい。トレンドのオーバーサイズフィットもビジネスの場だと、だらしなく見えてしまうので控えよう。

合わせたパンツはストレッチが利いたデニム調生地にセンタークリースを入れてスラックス仕様にしたもの。カジュアルな素材とドレッシーな仕立てをバランスよく兼ね備えているので、ポロシャツと相性がいい。

また、選ぶ色にポイントがある。やや上級者向けだが、パンツの色をポロシャツと同じネイビーに揃えることで、全体の統一感と洒落感を一気に高めることができる。

色を揃える時の注意点は、素材感を変えて奥行きある見え方にすること。スタイリング例では、ポロシャツの鹿の子素材とパンツのデニム調素材を合わせている。

カジュアル使いより注意する点は多いが、色合い、サイズ感、タックインを意識し、ポロシャツをビジネスシーンでも活用して快適に過ごしてほしい。

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栃木 雅広 スタイリスト・エディター

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とちぎ まさひろ / Masahiro Tochigi

1978年生まれ。大阪府出身。Quilt所属。大学卒業後、すぐにスタイリストの道を歩むことに。そして2002年に独立。複数の男性ファッション誌・サイトでのスタリングを担当するほか、広告やファッションブランドのカタログでのスタイリングも手がける

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