住みよさを表す各指標について偏差値を算出して、その平均値を総合評価として順位付けしている「住みよさランキング」。前回の「全国総合トップ200」に続いて、「関東編トップ100」を公開する。
今回は、昨年とは異なり、エリア毎に偏差値を再計算した。「関東圏内で比較した場合の住みやすさ」がより明確に出ていると思われる。
住みよさランキングの算出に用いた「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」の各カテゴリや、算出基準となっている各指標の詳細は前回記事で説明している。
便利なのに安心度が高い文京区
関東エリア1位は東京都文京区。「便利なのに安心度が高い」という点が強みだ。「利便度」のカテゴリーでは企業や教育施設が密集し、大規模な繁華街を抱える区が上位に並ぶが、それらの区の「安心度」が軒並み200位前後であるのに対し、文京区は49位。大学病院をはじめ医療施設が多く、犯罪率も交通事故も少ない点が効いている。
関東エリア2位~10位は、いわゆる「高級住宅街」が所在するまちと、家族層に人気の「ニュータウン」が並ぶ。ランキング表では、総合評価と同様に「安心度」「快適度」「利便度」「富裕度」の順位も併記しており、各自治体がどのカテゴリで強みを持っているかにも注目してもらいたい。
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