星野リゾート「観光列車」車内料理の豪華に仰天 青い森鉄道が運行「酒のあで雪見列車」に乗車

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「酒のあで雪見列車」を企画した「星野リゾート 青森屋」で広報を担当する庄司紀大さんに話を聞いた。

――「酒のあで雪見列車」は今年で何回目の催行ですか。

2016年から実施しており、今年で7年目です。土日中心に冬に8回運行しています。2021~2022年はコロナで中止していました。

――この企画はどうやって誕生したのですか。

まず青い森鉄道さまより、冬の利用率向上の課題と、主に日常の移動手段として使われるローカル線の活用方法の新規開拓に向けて何かできないかと、お話をいただきました。さらに県からも観光客誘致の相談を受け、青森屋が企画しました。

独自ルートで仕入れて希少部位を提供

――内容はどなたが考えたのですか。

青森屋では、季節ごとに「魅力会議」というものを2週間に1度、計6回程度行っています。希望したスタッフが集まり、年齢や勤続年数関係なく、ざっくばらんに意見を出し合って企画を考えています。

――料理は青森屋が作っているのですか。

そういう年もありましたが、今回は八戸市の老舗仕出し店、株式会社沼周さまと青森屋で何度も打ち合わせと試作を繰り返し、完成させました。今回の「酒のあで雪見列車」のために考案したオリジナルメニューです。

――初めて食べる部位が多かったのですが、青森ではめずらしくないのでしょうか。

大変めずらしいものです。本来まぐろを1本買いしないと手に入らないような希少部位を老舗の仕出し屋さんならではの独自のルートで仕入れています。

――お酒はどなたが選んでいるのですか。

県内を代表する酒蔵の蔵元、杜氏の方々に実際に「まぐろ尽くしの酒のあで」を試食していただき、たくさんある銘柄の中から、まぐろに合う日本酒、またそのお酒に合うお料理をペアリングしていただきました。

青森屋スタッフの増山 重男さん(左)と下村漣菜さん(右)(筆者撮影)
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