日ハム時代の大谷翔平が語っていた確かな「予測」 追い求める理想の体は「しなる棒のイメージ」

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大谷翔平
日本ハム時代の大谷翔平(写真:共同通信社)
日本ハム時代から大谷翔平を10年以上追い続け、8度の単独インタビューを行ったスポーツニッポン新聞社MLB担当記者の柳原直之氏。同氏によるノンフィクション『大谷翔平を追いかけて 番記者10年魂のノート』から抜粋、3回に渡って紹介します(一部・加筆しています)。
第1回は、「2013‐2015シーズン 大谷翔平との出会い」です。

プロ入り後初めて侍ジャパンに選出

2014年11月の日米野球では日本代表に初選出され、プロ入り後初めて侍ジャパンのユニホームに袖を通した。2試合に投げ計5回6安打2失点(自責点ゼロ)。

2度目の登板は本拠地札幌ドームが舞台で、直球が最速160キロを計測し、最も対戦を楽しみにしていた外野手のヤシエル・プイグ(当時ドジャース)から3打席で2三振を奪った。「楽しかったです。すごく積極的に振ってくる怖さを感じた部分はあったけど、(今、自分が)持っているもので勝負ができた」。

札幌ドームの関係者出口に急きょつくられたミックスゾーンで屈託のない笑顔を浮かべる大谷を見て、こちらまでうれしくなった。

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